📻たんぱたんけん[1]

A24 スケジュール

某サイトで今年の春夏スケジュールが検索できたので、条件指定せずに全件ひっぱってきた。先述の B17 のほかに A20 のデーターもゲットできたので比較して勉強するかあ、と思って仕事もせずに固定長ファイルを CSV に変換

cat a24Fixed.txt | \
awk 'BEGIN{FIELDWIDTHS="5 1 32 10 8 25 4 5 23 4 12 25 3 3 4 5 6"} \
{print $1","$2","$3","$4","$5","$6","$7","$8","$9","$10","$11","$12","$13","$14","$15","$16}' \
> a24.csv

してから Excel に流してメンテ目線で眺めていると、いくつか面白いなと思うポイントがあった。

  • しおかぜを対象にしたものに限らず妨害電波って結構あるんですねー。

  • 法輪功の放送と思われる SOH Xi Wang Zhi Sheng が 159 局とか意味わからん。

    • SOH(Sound Of Hope), Xi Wang Zhi Sheng (希望之聲)

なぞの電波を発射している場所がみつかった!

こういうの大げさって言うんですけどね(太誇張: tài kuā zhāng とか言いますけど)。でまあ、送信ロケーションが不明なものがいくつかあって。こういうのめっちゃ気になる性格。

まず NICT はがね山標準電波送信所であれば 332756N1301032E というように、度分秒:DMS(Degree Minute Second) と言われる表記法があるということを学ぶ。無線なのに GIS 。あちこち学際的で大変ですわ。

区切りがないことから、一応 Excel で検証計算するかと見てみると、いくつか変なデーターがあることに気が付く。リストに含まれる DMS は小数部ないから誤差発生するわな。

  • 緯度経度に変換すると332756N1301032Eだと両方+ 、153611S0480749Wでは両方-

  • DMS は60進法表記で、33.46555556,130.1755556のような北緯東経の10進法表記と変換できる。

  • 153611S0480749W だと南緯西経ね。https://maps.google.com/?q=-15.60305556,-48.13027778

  • これで https://maps.google.com/?q=33.46555556,130.1755556 とやれば位置は確認できまっさ。

  • 33°27'56"N+130°10'32"E であるとか 15°36'11"S+048°07'49"W のように、よしなに文字列分解してくれ。

  • 以下、変換式。

    /* 型 */
    // 60進法 ... 秒は60進法で小数部を持つ
    //(スケジュールリストの latitlong は省略されて誤差発生)
    d, m, s as Sexagesimal
    // 10進法 regexp:[+-][0-9]{1,3}\.[0-9]{1,8}
    x as Latitude or Longtitude by Decimal
    
    /* sexagesimal to decimal */
    x = d + m/60 + s/3600
    
    /* decimal to sexagesimal */
    d = INT(x) // INT は整数部だけ取り出す
    m = INT((x-d)*60)
    s = (x-d-((x-d)*60)))*3600
    

Taiwan から送信

リスト中に SSB meteorogical broadcasting 5170kHz lang:Cantonese を発見。 QSL1905 http://www5a.biglobe.ne.jp/~BCLSWL/QSL1905.html を手掛かりに調べてみると、どうやら台湾の漁業向けを中心とした気象情報提供のようだ。

5170kHz

5170kHz のは台南市の七股山から送信、とされている。七股山は塩の産地らしい(台南にいたけど行ったことないw)。カラーソルト占いみたいなのをサイトで見たな。台南に行ってる間、普通に生活していると日本食比較で塩分が控えめなので、時々食べる塩分強め料理が結構嬉しかったが、塩の山にいくまで塩分を求めるわけではなかったw。

しかし、組織架構 | 交通部中央氣象署 https://www.cwa.gov.tw/V8/C/A/organization.html 見ても七股氣象站がない。なにそれ。新七股雷達站介紹 | 氣象 | 大百科 | 聊科普 | 交通部中央氣象署南區氣象服務網 https://south.cwa.gov.tw/inner/VBit1702026336cQLJ によると衛星画像で確認できるのとは別に新しいレーダーサイトが2023年末から動いているらしい。でも、アンテナなくねー?

墾丁氣象雷達站 | 交通部中央氣象署 https://www.cwa.gov.tw/V8/C/A/organ/46779.html に移動したのかなーと見てみたらレーダーが緑色に塗装されていてたのしいw。南側と呼ばれるのは墾丁と高雄、嘉義くらいかなと氣象站ツアーした限り、立派なアンテナがあるのは嘉義だったから、そこに移動しているのかもしれん。まあ、科学大あるくらいの地域だからね。確認するすべも(わざわざ質問もし)ないので、放送聞けたらとか、そのくらいの放置レベルで。

8117kHz

もう一方、 8117kHz が新北市の瑞芳鎮、五分山から送信。ここは外観写真みたけど、アンテナアレイの角度が台湾全体をカバーするように配置されているぽい。もちろん位置的には沖縄寄りの場所で、条件次第ではそこから 1000km くらいは電波は飛ぶとのこと。ところで放送言語が Cantonese なのかー。聞いてないからわからんけど違うだろうな。と思ったり。

CHINA RADIO INTERNATIONAL(CRI)

まさぐってスペクトラムが濃いところに合わせていたら中国国際放送だった。 7410kHz どすた。日本語放送の時間帯は 番組表と周波数 https://japanese.cri.cn/2022/03/25/ARTI6KTICkdSyRAUg1Jf8Rlc220324.shtml で見れる。スケジュールには乗ってなかった。例のごとくジオインフォも手繰っていったんだが、衛星写真にデカめのアンテナ施設が見えないところが多くて、なにかを察してやめた。

受信状態もアンテナをしっかり敷設しているわけではないので悪く、ラジオ放送自体を終息させる方向になっている旨の発言も聞こえたが、まあ、そこまで追わなくてもいいかなと。ニュース聞いてたら当然中国の立場として色々述べているので、なるほど、以上よろしくお願いいたします。までの感想。